Oculus GoをDMMのVR動画の視聴目的で購入する人は多いはず。
僕もその内の一人です。
そこで実際に視聴してみて、画質や使いやすさ等はどうだったのかレビューしていきたいと思います。
Oculus Goの購入を考えている方の参考になれば幸いです。
画質について
まず画質についてですが、期待値が高すぎた為か思ったよりかは良く無かったです。
もちろん作品によるのがですが、基本、HQ(ハイクオリティ)の作品じゃないと見れないレベルで汚いと感じます。
HQの動画で体感、SD画質より少しいいくらいかなーという感想です。
またHQの上のUHQ(ウルトラハイクオリティ)という画質もありますが、HQとUHQの画質の違いは感じませんでした。(Oculus Goで見る分には多分同じだと思います)
スマホ用のHMDと比べると
僕のスマホは解像度が低かったので、それに比べると画質は大幅に向上しましたが、スマホの性能によっては、そこまで画質が変わらない可能性もあります。
但し、視野角や没入感、操作性がOculus Goの方がはるかに優秀なので、やはり総合的に考えると使いやすさは優れていると思います。
DMM VR動画プレイヤーはイマイチ
DMM内のVR動画を見るには専用アプリの「DMM VR動画プレイヤー」を使う必要があります。
これはストリーミング再生でもファイルをダウンロードしても同様です。
ダウンロードしたファイルもDMMの専用プレイヤーでしか再生が出来ません。
肝心の使い勝手ですが、これが正直イマイチです。skyboxやPigasusのような他のVR動画プレイヤーと比べると、DMMのプレイヤーはかなり使い辛いと言わざるを得ません。
改善を期待したい所ですが2DのDMM動画プレイヤーも昔から余りアップデートが無いことから、期待は出来ません。
焦点が合わないことについて
【メーカー生産終了】Oculus Go (オキュラスゴー) - 32 GBアマゾンのレビューを見てみると、DMMVRの動画は焦点が合わないという指摘が複数あります。
このことについては、まず個人差、作品差、慣れの問題があると思われます。
人によって感じ方が違うようです。
僕の場合はぼやける感じというのは確かにわかりますが、ヘッドセットの位置を調整したり徐々に使っていくことで緩和されました。
また前提として例えば顔のアップなど被写体が近すぎる場合は、焦点が合わないのは仕様です。
結論として、焦点が合わない問題は使っていくうちにほぼ解決しました。
接顔パーツを使うことで焦点が合うことも
別売りの接顔パーツを使うことでレンズが適正な位置になり、焦点が合いやすくなったという報告もあります。
フィッティングがイマイチだったり焦点が合わない人は試してみるといいかもしれません。
https://www.oculus.com/go/accessories/?locale=ja_JP
基本的にストリーミング再生がオススメ
DMMのVR動画でHQだと基本的に1パートだけでも容量が5Gとかになりますので、ダウンロードしていると容量があっという間に無くなってしまいます。
ですので基本的にはストリーミング再生がオススメです。
ストリーミング再生する際に、回線速度が低すぎたり無線ルーターが古いものだと快適に再生できない場合があります。
回線速度は光回線で平均的な下り速度(60~70Mbsくらい)があれば大丈夫だと思います。
無線ルーターは僕も買い替える必要が出てきてしまいましたが、下記リンクの安いモデルでも大丈夫でした。
NEC Aterm WG1200HS2 PA-WG1200HS2DMM動画専用なら32Gでいいかも
本体のストレージ容量を32Gと64Gで迷うと思いますが、動画を見る場合は基本的にどっちでも容量が足りないので、ストリーミング再生に頼ることになると思います。
ですので動画以外、興味が無い場合は32Gでいいかもしれません。
まとめ 結局Oculus Goは買いか?
現状スタンドアローン型で値段も手ごろなモデルはOculus Goしかないので、初めてVR体験をしてみたい人にはオススメできます。
人によって合う合わないはありますが、合わなかったら返品が可能です。
改善して欲しい個所は結構ありますが、設定やセッティングが簡単ですぐにVR体験が始められることが魅力かなと思います。